プロボクシング元世界3階級制覇王者亀田興毅氏(36)が手がける興行3150FIGHTの“禁断カード”が、早くもヒートアップした。

亀田3兄弟のいとこで日本フェザー級13位の亀田京之介(24=ハラダ)が8月11日、エディオンアリーナ大阪で開催される3150FIGHT Vol6大会で日本スーパーバンタム級6位中川麦茶(34=一力)と56キロ契約体重8回戦で拳を交える。約1カ月前となる12日、都内で両者がそろってフェースオフ会見に臨んだ。

SNSを通じ、挑発を繰り広げてきた両者。ケージ(金網)のバリケードが組まれた会場で並ぶと、会見開始前から乱闘モード。関係者によって何とか制止されて着席したが「舌戦」は止まらなかった。中川から「よく(大阪から)迷わずここまで来れて、坊ちゃん。とりあえず弱そう」と言われると亀田は「こいつは自信ないんでしょ」とランキングで上の中川をバッサリ切り捨てた。

試合決着を問われた中川が「KOは当たり前、失神させて両目をつぶす」と言うと、亀田の表情が一変。「ちゃんと打ち合えよ。前半KO決着。判定なんかいらない。顔面をなぐりまくってやりますよ」。持っていたマイクを投げ合い、飲料水を飛ばし合い、ツバの飛ばし合いまで展開された。何とか関係者の制止でケージ越しのフェースオフになると、今後は両者そろって両拳や蹴りでケージまで破壊。両者の肉体が触れることはなかったものの、乱闘ギリギリの緊張感に包まれて終了となった。

後方からフェースオフ会見の様子をチェックしていた亀田ファウンダー(36)は「ボクシングは真剣勝負でリアルファイト。血の気が多い選手が人生懸けているから。プロである以上、これもボクシング」と両者の気持ちを代弁。その上で試合前日となる8月10日に予定される計量、会見では中川、亀田に対して乱闘を未然に防ぐための警備員とボディーガードをつける方針を示した。