プロボクシングWBO世界フェザー級王者ロベイシ・ラミレス(29=キューバ)が12日、羽田着の航空便で来日した。
陣営3人とともに日本に到着したラミレスは25日、東京・有明アリーナで同級12位の元東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王者清水聡(37=大橋)との初防衛戦を控える。ラミレスは「とても気分がいい。満足している。このように盛大に迎え入れられて光栄だ。日本に来たかった」と満足そうな笑みを浮かべた。
アマ時代はキューバ代表として12年ロンドン五輪フライ級、そして16年リオデジャネイロ五輪バンタム級で連続金メダルを獲得。世界各国に遠征しており「もう長いこといろいろな国々に旅することに慣れている。長い距離、長い時間はさほど気にしない」と長距離移動をまったく気にしていない。来日直前までWBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)らも師事するキューバ人トレーナー、イスマエル・サラス氏(66)のもと、ラスベガスで調整してきた。
ラミレスは「今はスーパーなコンディションだ。そのためのトレーニングしてきた。子供のころからボクシングをしている。コンディションはスーパーだ」と強調した。清水がロンドン五輪バンタム級で銅メダルを獲得しており「五輪メダリスト対決」となるが、五輪連続金メダリストらしく「彼は銅メダル。私は2つ金メダルを取っている。もちろん彼のことはリスペクトしている」とメダルの色、獲得数などアマ実績の違いは強調した。
最後に「私のスタイルが発揮できればいい。良い試合をしたい。いつも私がしてきたような良いボクシングができれば。日本はスポーツをこよなく愛していると理解している。良い印象を自分が与えられたら幸いだ」と敵地での初防衛成功に自信をのぞかせていた。
◆ロベイシ・ラミレス 1993年12月20日、キューバ・シエンフエーゴス出身。10年4月、世界ユース選手権バンタム級で金メダルを獲得。12年ロンドン五輪フライ級で金メダル、16年リオデジャネイロ五輪バンタム級でも金メダルを獲得。18年7月、メキシコ合宿中に同国代表から離脱し、米国に亡命。19年5月、米プロモート大手トップランク社と契約。19年8月のプロデビューで4回判定負け。23年4月、アイザック・ドグボエとのWBO世界フェザー級王座決定戦を制し新王者に。身長165センチの左ボクサーファイター。

