元WBO世界フライ級王者木村翔(36=花形)が、地元開催の引退エキシビションマッチで現役生活に別れを告げた。
元世界3階級制覇王者八重樫東氏(42=大橋ジムトレーナー)とエキシビションマッチ(ヘッドギアなし、2分×3回)に臨み、ボディー打ちや左フックで1、2回とギアを上げると、最終3回には近距離からの激しい打ち合いを展開。会場を大きく盛り上げた。
ラストマッチの相手を務めた八重樫氏がエキシビション戦に臨むのは21年2月、東京・代々木第1体育館で開催されたチャリティー興行LEGEND大会で元世界2階級制覇王者京口紘人(31=ワタナベ)と3分3回のスパーリング形式でファイトして以来、約4年2カ月ぶりだった。20年9月に現役引退している八重樫氏は「木村選手、引退お疲れさまです。僕も引退して5年が経ちますが、このような大勢の皆さまの前でスパーリングできるのは木村選手のおかげだと思っています。木村選手とはフライ級の時にずっとスパーリングをさせていただいた。そして(WBO世界フライ級タイトル戦で)鄒市明選手に勝ったあの試合も感動したことを覚えています。本当にお疲れさまでした。今後はジムを経営するということで陰ながら応援させていただきます」とエールを送っていた。

