プロボクシングWBC世界バンタム級1位の那須川天心(26=帝拳)が6日、東京・後楽園ホームで世界前哨戦に向けた公式会見に臨んだ。8日、東京・有明コロシアムでノンタイトル10回戦として拳を交えるWBA世界同級6位ビクトル・サンティリャン(29=ドミニカ共和国)と初対面。会見後、並び立って写真撮影にも応じた。その後の取材対応時には、3日に89歳で亡くなった巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんの追悼とともに、そのオーラ、存在感について言及した。

那須川は「亡くなって悲しい気持ちはあります」と追悼した上で、世代を超越した長嶋さんの存在感について語った。「自分は野球を全然分からない層だけど、僕でも知っている人。その僕でも知っているということは世の中で誰でも知っている人だと思う。そういう人は競技だけでなく、立ち振る舞いだったり、いろいろカルチャーを作ってきた人。エンターテインメント性だったり。そういう人たちみたいに僕もならないといけない」と言葉に力を込めた。

現在の自分自身の立ち位置に落とし込みながら「僕はボクシングという部分にエンターテインメントだったり、文化をつくることを意識してやっている。自分もそういう風にならないとなと思う」と何度もうなずいた。今回のサンティリャン戦のテーマは「今回は宿命を燃やす」と掲げた。その宿命の意味合いには「これも入っています」と気合を入れ直していた。

【まとめ】長嶋茂雄さん死去89歳 弔問も続々…長男一茂もコメント/3