前東洋太平洋バンタム級王者栗原慶太(32=一力)が逆転KO勝ちで再起戦を飾った。元日本ユース同級王者で現日本同級5位の金城隼平(24=RE:BOOT)との同級8回戦に臨み、5回3分0秒、KO勝利を挙げた。4回にワンツーを浴びてダウンを喫した苦しい展開だったが、続く5回に右ストレートでKOを奪い返してKO勝利をもぎ取った。
今年3月、ケネス・ラバー(フィリピン)に1回TKO負けを喫して以来、約6カ月ぶりのリングだった。勝利者インタビューで男泣きした栗原は「最高の気分です。結果オーライかな」と再起戦勝利を喜んだ。無敗のサウスポーとなる金城にペースを握られ「想像以上にやりにくい相手。自分は得意だと言い聞かせていたが…思った以上にこれまでの自分だった。こんなもんで終わるんかと一瞬、思ったのですが、でも最後は1発で終わらせてやると思ったら、その通りになった。あきらめなくて良かった」と振り返った。
過去3度も東洋太平洋同級王座を奪ってきたが、防衛は1度しかない。初防衛戦で2度負けている。現在も9敗。栗原は「本当に久々に勝った気分でボクシングは最高でうれしい。負けて上がっていくの繰り返しなので…」と最後は言葉にならず、感極まって涙を流していた。
なお同興行はU-NEXTで生中継された。

