ライト級は空手出身の高校生ボクサー出畑力太郎(18=マナベ)が制し、大会MVPを獲得した。決勝では劉家瑋(35=渡嘉敷)と対戦し、1回にダウンを先制。4回3分0秒、右ストレートからの連打を浴びせレフェリーストップによるTKO勝ちした。なお敢闘賞はライトフライ級の加藤准也(20=三谷大和)、技能賞はミドル級の佐々木革(20=八王子中屋)が受賞した。全日本新人王決勝は12月20日、東京・後楽園ホールで行われる。

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元東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者佐々木尽(24)の弟革(20=ともに八王子中屋)が東日本新人王ミドル級トーナメントを制した。ジュディ・クレッグ(30=リングサイド)との決勝は4回に右フックでダウンを奪うと、立ち上がってきたクレッグに連打を浴びせ、同回0分49秒、レフェリーストップによるTKO勝利となった。

身長189センチ、リーチ199センチのクレッグに対し、佐々木尽は身長171センチ、リーチ168センチ。大きな体格差があったものの、距離を詰めてボディー中心に攻め込み、仕留めきった。兄尽のようにコーナーにのぼって雄たけびをあげた佐々木は「まずは東日本新人王取れてめちゃくちゃうれしい。今回はKOを狙っていなかった。判定狙いでいった方がKOできることが分かった。もっと冷静にいこうと思う。あとは全日本新人王があるので頑張っていく」と決意を示した。

12月20日、東京・後楽園ホールで全日本新人王決勝が行われる。試合後、兄とともに勝利を喜んだ佐々木は「クレッグ選手のおかげでめっちゃ練習して、練習に行きたくないぐらい練習したから勝てたと思う。全日本新人王決勝ではもっと練習する。相手はもっと強くなると思う。自分も一皮むけ、新しい自分に出会いたい」と意気込んでいた。【藤中栄二】