極悪軍団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の首領EVILが“粛清”をテーマに、目障りなレスラーを血祭りに上げることを目的とした今大会。第1試合でそのEVILがシュン・スカイウォーカー(ドラゴンゲート)と対戦した。
シュンがいきなり「日本プロレス界、3大正義って知ってるか? きれい事がはびこるこのプロレス界において正義を貫き続けてる存在。EVIL、シュン・スカイウォーカー、もう1人は…OZAWAだ! 現在、シュン・スカイウォーカーとOZAWAは同盟関係にある。そこでEVIL、もしお前がシュン・スカイウォーカーと手を組めば、プロレス界3大正義が、同じ方向を向いて歩むということになる。面白くないか?」と共闘を持ちかけた。
するとEVILはすかさずシュンと握手した…と思いきや、すぐに攻撃を仕掛けて交渉は決裂。しかしEVILはその後もシュンの身体能力の高さに苦しめられた。さらにHOTの仲間ディック東郷がシュンを狙ったパウダーもEVILに誤爆。粛清のはずが絶体絶命のピンチに陥った。
しかし突然、場内が暗転し、再度ライトがつくとEVILが背後からシュンのマスクを剥ぎ取り、ローブローをお見舞い。そしてEVIL(変形大外刈り)を食らわせて、シュンから3カウントを奪った。
バックステージでもEVILは「シュン・スカイウォーカー。こよい、お前を粛清? いや、教育? いやいや、しつけ? いやいやいや、こんなのなあ、朝飯前の軽い運動に過ぎないよ。えぇ? 悔しかったらな、顔洗って出直してこい……なーんて言わねえよ。地獄の底を這いつくばっとけ。分かったか、よく覚えとけ!」と高笑い。
一方、素顔の上にジャージーをかぶったシュンは股間を押さえながら「EVIL、お前のそのやり方は粛清の“清”の字にふさわしい、とても清いやり方だ。でも言ったよな。俺はお前のことを日本プロレス界の3大正義のうちの1人と言った。お前には“清さ”はあっても、“正しさ”が足りないんだよ」と指摘。
続けて「粛清の“せい”の字、校正した方がいいぞ。正しい(という)字にして、1、2、3、4、5、“正の字”で数を数えるように正しい行いを積み重ねていった方がいいぞ。じゃないとな、今日の夜みたいな、お前にとって“正しい”“清い”そんな夜じゃない、悲しい夜になるよ」と忠告した。

