プロボクシング元世界4階級制覇王者で現WBA世界バンタム級9位の井岡一翔(36=志成)が12月31日、東京・大田区総合体育館でマイケル・オールドスゴイティ(24=ベネズエラ)との同級挑戦者決定戦に臨むと27日、発表された。昨年5月に当時のWBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼインチン)に敗れて以来、約7カ月ぶりの再起戦となる。オールドスゴイティはプロ戦績15勝(14KO)1敗とKO率87・5%を誇る強敵となる。

井岡はマルティネスに連敗した後、バンタム級転向を決断。10月末、東京・後楽園ホールで行われた所属ジム興行のリング上であいさつし、バンタム級転向を正式表明した。井岡は「自身初めてのバンタム級なので、自分の中でも不安なことだったり、未知な部分がすごい多いが、自分が4階級制覇したからこそ挑戦できることだと思う。自分ができることを精いっぱいやっていく。ボクシング人生の中でも最後の大きな挑戦になると思う」と口にし、ミニマム級、ライトフライ級、フライ級、スーパーフライ級に続き、日本男子初の世界5階級制覇を狙う意気込みを示していた。

また同興行でWBA世界ライトフライ級2位の吉良大弥(22=志成)が同級7位イバン・ガルシア・バルデラス(24=メキシコ)との同級挑戦者決定戦に臨むことも発表された。今年5月のジャクソン・サパタ(ベネズエラ)戦以来、7カ月ぶりのリングで世界挑戦の切符をつかむつもりだ。

なお井岡の試合はこれまでABEMAで生中継されてきたが、今回からNTTドコモの配信サービス「Lemino」に移行され、生中継されることも合わせて発表された。Leminoは4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32)ら大橋ジム主体のボクシング興行を生中継している。