第3試合のタッグマッチでは、TMDKの大岩陵平&ハートリー・ジャクソン組が、AEWのブレイク・クリスチャン&リー・ジョンソン組と激突した。

序盤はTMDKが優位に試合を進めたが、クリスチャンのスピアーとジョンソンのトペ・コンヒーロで形勢が逆転。大岩は反則や挑発を交えた連係に苦しむが、ブレーンバスターで脱出し、ジャクソンが2人まとめてのラリアットで流れを引き戻した。終盤、合体技ブレインロットを切り抜けた大岩は、ジョンソンにショートレンジラリアットを決め、即座にヘッドロックで捕らえてギブアップを奪った。

勝利直後、場内が暗転し、ビジョンにAEWのMJFが出現。大岩を名指しし、ビデオメッセージで挑発した。

「オオイワ……プロレス界唯一の“真”チャンピオン、マクスウェル・ジェイコブ・フリードマン、MJFだ。俺は世界最高の国、アメリカ出身。オマエは第三世界の日本人だ。俺は世界最高の団体、AEW所属。最強の選手が戦う戦場だ。オマエは新日本プロレス所属、最強選手がみな退団する場所だ」

さらにMJFは、過去に破った強豪たちの名を挙げて自身の王座を誇示し、先日のIWGPヘビー級王座戦で辻陽太に敗れた大岩を見下した上で東京ドームでの“王座戦”を突きつけた。

「俺はあえてまた一つオマエにチャンスを与えよう。この唯一で本物の世界王座を懸けてやる。“トリプルB”だ(※MJFが勝手に作ったAEW世界王座を模したベルト。MJFの代名詞とも言えるバーバリー柄になっている)。しかも新日本の選手全員が出場を願う大会……『WRESTLE KINGDOM』でだ。この戦いを受けたら、俺はオマエをクソしょぼい東京ドームのど真ん中で沈めてやる、シンプルな“ヘッドロックテイクオーバー”でな」

MJFがさらに大岩に対して「試合後、刀を“GRIP”して切腹すればいいさ!」と挑発すると、マイクを持った大岩は「2回目だぞ、ビデオレター。弱ぇ犬ほどよくほえるっていうけど、MJFのことだ! 東京ドームでMJFをヘッドロック、いや、オレのビッグロックで沈めてやる! MJF、新日本プロレスを、なめんじゃねえよ!」とリング上から真っ向勝負を宣言した。

控室でも大岩の怒りは収まらず、「この短期間で、2回も俺に、ファンレター送ってくれてるようだな。どんだけ、俺のこと好きなんだよ。でもな、2回とも、新日本プロレスのことボロクソに言ってくれたな。だから、俺が、ビッグロックで、東京ドームで、MJFを沈めてやる」と力を込めた。

大岩はその後、ジャクソンと『WORLD TAG LEAGUE』に2人で出場する意向を固め、「俺とハートリーでタッグリーグ出るぞ。去年は俺、ザックと優勝して、その前もノアのタッグチーム、清宮と(組んで)優勝してんだ。“タッグリーグ・イコール・ビッグロック”だ」と自信を示した。