新十両の高木改め高立(たかりゅう、23=木瀬)が、東十両12枚目の若乃島(30=芝田山)をはたき込みで破り、白星発進した。
立ち合いから左のど輪で押し込み、相手の体を起こしてから引き技を決めた。「引いちゃったんで内容はだめです」と言いながら「徐々にいければ」と、ホッとした様子で話した。石川県出身で、金沢学院東高時代は幕内遠藤の1年後輩。200キロを超える体重を生かした押しが武器の新鋭だ。本名の「高木立太」を縮めた「高立」は、08年4月に病気で亡くなった父繁樹さん(享年54)が、プロ入り後につけて欲しいと願っていたしこ名。「どこで化粧まわしをつけたらいいかとか、締め込みをつけたらいいかとか、感覚が分からなかった」。初々しさをのぞかせながら、関取として好スタートを切った。


