大相撲の大島親方(41=元関脇旭天鵬)が6日、大阪市内でトークショーを行い、有終の美を飾る大胆な計画を打ち明けた。

 100人近いファンが集まる中、5月29日に迎える引退相撲について「シュウと相撲取ろうかな」。「シュウ」とは、元小結旭鷲山のダヴァー・バトバヤル氏(42)のこと。ともにモンゴル人として初めての力士となった同胞を呼び、最後に相撲を取るプランだ。「前日には若の里(現西岩親方)の引退相撲もあるから、お互いに出ようかとも話したけど『膝が痛い』って言うから。じゃあ、シュウかなと。体つきも、落ちてなかったしね」と明かした。

 ラブコールはまだ送っていないというが「やってくれそうな気がする」とちゃめっ気たっぷりに話した。実現すれば、相撲ファンにはたまらない一番となるはず。「チケットはまだ、余ってます」と呼び掛けた。