大相撲春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)を、初のかど番で迎える大関照ノ富士(24=伊勢ケ浜)が7日、同じ大阪・東成区内の時津風部屋で出稽古した。

 西前頭6枚目の正代(24=時津風)と15番取って12勝。部屋では、2日に関取衆と稽古しているが「関取衆とは久しぶり? そうね。2、3カ月ぶりかな」とジョーク。初場所で左鎖骨を骨折し休場に追い込まれたが「思ったより当たれる感じ。ちょっとずつ良くなっている。万全ではないけどね」と、冷静に自己分析した。

 初のかど番も「気にしてない。8番勝てばいいんでしょ? 2桁? それは勘弁してください」と終始、笑顔で報道対応。「ちょっとずつ体を治して、初めてのかど番は思い切って行きたい」と話した。