13日に初日を迎える大相撲春場所の土俵祭りが12日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われた。

 3代目若乃花以来、18年ぶりの和製横綱誕生に挑む大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)は「いい感じです。いつもと一緒。一緒にすることが大事。ここに向けて頑張ってきたので、結果が出るように持って行くだけ。自信を持って土俵に上がる」と誓った。

 15日間の前売り券は既に完売している春場所。八角理事長(元横綱北勝海)は「(綱とりには)内容も結果も求められる。そううまくは先場所みたいに行かないだろうが、それができれば力がついてきたということ。泥臭く勝ちを拾うことも必要になる」と話した。