東前頭6枚目の妙義龍(29=境川)が30日、高知・土佐清水市の清水中学校を訪れ、同市の中学、高校の相撲部員ら15人を指導した。

 まわし姿で胸を出し、技術的な助言もした妙義龍は「現役力士と身近に触れあったことで、いい目標になってくれれば」と話した。

 母校日体大OBに誘われて“子供相撲教室”が実現。稽古後は、子供らが作ったちゃんこを一緒に味わって、交流した。大相撲春場所では10勝5敗の好成績を残し、夏場所(5月8日初日、東京・両国国技館)での幕内上位復帰を確実にしている妙義龍は「リフレッシュというか、小さなチビッ子力士に、相撲の良さを伝えられたかな」と話した。