琴勇輝(25=佐渡ケ嶽)が勢(29=伊勢ノ海)との新関脇対決を制して、初白星を挙げた。
立ち合いで持ち味の突っ張りを絶え間なく出し続けて、押し出した。「よかったですね。どこかでかみ合ってくれば、こうやって前に出る相撲が取れる。自分の相撲で勝てたのはうれしいです」と満足そうだった。
場所前はぜんそくの症状を患い、審判部からは立ち合い前の「ホウッ」とさけぶ一連の動作を禁じられた。いつもと違うリズムの場所だが「挑戦ですよ」と前向き。初日から3連敗だったが「そんなの何回も経験している。勝ちとか負けとか、意識していないです。いい相撲を取りきること、イコール白星だと思っている」。
ただ、4日目を終えて1勝3敗は12勝した先場所と同じ。3月の春場所はここから11連勝した。そう伝えられると「そういえば、そうっすね」と、思わず笑った。

