期待の新十両に、ついに土が付いた。東十両13枚目の佐藤(19=貴乃花)が、同5枚目の輝(21=高田川)に押し出しで敗れ、連勝は「8」で止まった。

 立ち合いでやや立ち遅れ、突き押しの応酬となったが、常に後手後手に回り、劣勢を強いられた。苦し紛れに引いたところを突かれ、押し出されて土俵を割った。

 先々場所では新入幕も果たした相手に「向こうは立ち合いが強く、押し込めなかった。立ち合いで負けると相手の流れになってしまう。あっちが強かったです」と素直に敗戦を受け止めた。

 戦後10代新十両の連勝記録を作るなど、快進撃を続け「優勝したい。できれば全勝で」と話していた佐藤。その夢は破れたが「自分は横綱ではないし強くない。どうせ、いつか負けます。勝ってる時も一喜一憂しないと。明日から、しっかり調整したい」と切り替えた。同じく全勝だった同3枚目の千代の国(25=九重)も敗れたため、十両の優勝争いでトップ並走は変わらない。