初優勝で横綱昇進を目指す大関稀勢の里(30)が7日、名古屋場所(10日初日、愛知県体育館)の宿舎を構える愛知県長久手市内の部屋で、軽めの調整で汗を流した。

 6日は稽古場には下りたものの、名古屋入りしてからの稽古では初めて、土俵に上がらずじまい。四股もてっぽうも控え、若い衆にアドバイスする程度にとどめ、体を休めた。

 この日も稽古場に下りた後、土俵には上がらなかったが、すり足や四股、柔軟などで体をほぐした。また若い衆を相手に、立ち合いのイメージトレーニングも敢行。立ち合いの手つきから1歩目を踏み込む動き、その後のおっつけなどを確認していた。

 2、4、5日の二所ノ関一門による連合稽古を終え「3日間はこたえる」と話したように、疲れが残った様子。また、3日後に控える初日に照準を定める意味でも、疲労をとるために今後は、軽めの調整に抑えるようだ。

 勝負の場所を目前に、やり残したことはない様子。「しっかり体も出来上がったし、いい仕上がりだと思う」と話し、初日までの期間についても「やりたいようにやるだけ」と落ち着き払った表情で話していた。