西前頭7枚目の千代翔馬(25=九重)が、同5枚目の北勝富士(24=八角)を破り、1敗を守った。

 激しい突っ張り合いの攻防も、最後は柔らかな身のこなしで、はたき込んだ。「精いっぱいやってるだけです。余裕ないですよ」と言うが、好調を物語るように表情はにこやか。入幕4場所目で地力もつけており「また新しい気持ちで、一番一番しっかり取るだけです」と気負いもない。