一昨年11月に死去した北の湖前理事長(元横綱)の銅像が完成し1日、川崎大師で除幕式が行われた。

 八角理事長(元横綱北勝海)や貴乃花(元横綱)、春日野(元関脇栃乃和歌)、山響(元前頭巌雄)ら各理事はじめ親方衆、横綱日馬富士ら約300人が列席。台座を含め高さ約3メートル、重さ約900キロの理事長時代をイメージした銅像を前に、故人のとみ子夫人は「(川崎)大師様がある限り、100年も1000年も親方の姿を見られる。最高の喜び、感謝でいっぱいです」と感無量の表情で話した。除幕式後には三回忌法要も営まれ故人をしのんだ。