大相撲初場所の千秋楽から一夜明けた29日、東京・両国国技館で横綱審議委員会(横審)の定例会が行われた。

 立ち合いに目を光らせていた白鵬は5日目から休場。土俵に上がったのは4日間だけだったが北村委員長は「(九州場所で)ほとんどの立ち合いで見せていた張り手、かち上げはなかった。横綱としてあるべき姿、形を考えていた」と評価した上で継続を要望。10連勝後に4連敗の鶴竜には「最後は息切れ。(進退場所は)乗り越えたが来場所以降、しっかりした相撲を見せてほしい」と望んだ。