大相撲の佐渡ケ嶽部屋に所属する序二段の琴貫鐵(22)が9日、自身のツイッターを更新し、新型コロナウイルスを理由に引退することを発表した。

「今日を持って引退することになりました。このコロナの中、両国まで行き相撲を取るのはさすがに怖いので、休場したいと佐渡ケ嶽親方に伝え協会に連絡してもらった結果、協会からコロナが怖いで休場は無理だと言われたらしく、出るか辞めるかの選択肢しか無く、自分の体が大事なのでコロナに怯えながら我慢して相撲を取ると言う選択肢は選べず引退を決意しました(原文のまま)」などとつづった。

日本相撲協会は協会員のSNS使用を禁止しているが「力士を引退してTwitter禁止は無くなったと思います。色んな事をこのTwitterで発信していくと思います」とSNS上で主張。アカウント名も「柳原大将(元琴貫鐵大将)」と本名を使用している。また、8日に協会員約900人を対象に実施されたPCR検査の結果について「陰性でした。皆さんコロナにはほんとに気をつけてください!」などと投稿した。