元NHKの登坂淳一アナウンサー(49)が大相撲夏場所6日目の14日、Abema(アベマ)TVで相撲実況に初挑戦した。

大相撲LIVEの幕内取組に、解説を務めた熊ケ谷親方(元幕内玉飛鳥)とともに登場。NHK時代は相撲実況は未経験だったこともあり、「相撲については素人同然ということで、親方に教えていただきながら、相撲の面白さを見つけていきたいなと思っています。すごいレベルの高い実況とかまったく期待しないでください。そういうことではございませんので。ただ、相撲の魅力を見つけながらお伝えしたいと思います」と冒頭にあいさつした。

5日目の照ノ富士の取組を振り返った場面では、熊ケ谷親方の解説後「今の話でまず、『はず』が分かりませんでした。あとで『はず』を教えていただきたいと思います」と正直に打ち明けた。相撲の知識は不十分だったものの、落ち着いたアナウンスや進行はお手の物。熟練の技術をもとに、乗りきった。

登坂アナは「麿(まろ)」の愛称で親しまれており、ツイッターでは「麿、わかたかかげを噛まないのはさすが」「相撲に詳しくないのが逆に面白い実況(取組の実況できてないけど)になってる」「相撲実況は専門外と言いながら、やっぱり安定感が凄かった。あと、相撲が押した時の18時のニュースの裏話も聞けて面白かった」などとおおむね好評だった。