日本相撲協会審判部は8日、エディオンアリーナ大阪で取組編成会議を開き、同所で開催される大相撲春場所(10日初日)の初日と2日目の取組を決めた。
2場所連続10度目の優勝を目指す横綱照ノ富士(32=伊勢ケ浜)は、返り三役の小結錦木(33=伊勢ノ海)と対戦する。幕内での対戦は4勝1敗だが、昨年7月の名古屋場所では錦木の、すくい投げに屈している。
新大関として臨む琴ノ若(26=佐渡ケ嶽)は、西前頭2枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)と対戦する。その他の大関は、霧島(27=陸奥)が返り三役の小結阿炎(29=錣山)、豊昇龍(24=立浪)は東前頭筆頭の宇良(31=木瀬)、カド番で臨む貴景勝(27=常盤山)は、返り三役を目指す西前頭筆頭の朝乃山(30=高砂)との好一番が組まれた。
番付を10枚上げた入幕2場所目で西前頭5枚目の大の里(23=二所ノ関)は剣翔(32=追手風)と対戦する。新入幕で東前頭17枚目の尊富士(24=伊勢ケ浜)は大奄美(31=追手風)戦が組まれた。
十両以上の関取衆に休場者はなく(番付上で東十両3枚目の北青鵬は引退)、初日は十両14番、幕内21番が組まれた。
初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。
尊富士-大奄美
遠藤-狼雅
妙義龍-北の若
錦富士-美ノ海
竜電-島津海
湘南乃海-佐田の海
一山本-御嶽海
正代-琴勝峰
北勝富士-高安
阿武咲-玉鷲
金峰山-豪ノ山
剣翔-大の里
翠富士 -平戸海
翔猿-隆の勝
王鵬-若元春
大栄翔-明生
熱海富士-琴ノ若
貴景勝-朝乃山
宇良-豊昇龍
霧島-阿炎
照ノ富士-錦木