大相撲夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の新番付が27日に発表され、霧島(30=音羽山)が両国国技館で会見に臨んだ。2度目の大関昇進となり「やっとという感じ」と思いを明かした。
春場所は12勝3敗で優勝し、12場所ぶりに大関に返り咲いた。特例を除く大関復帰は、史上3人目の快挙。現行のカド番制度となった69年名古屋場所以降、陥落直後の場所で10勝以上の特例で返り咲いた例を除くと、過去に魁傑、照ノ富士の2人しかいなかった。「意識せず、自分を信じて3人目になった。やっぱりすごいと思う」と笑顔を見せた。
24日に30歳の誕生日を迎えた。「いい30代にしたい。まだまだ若い。負けないように頑張っていきたい」と意気込む。
長女のアヤゴーちゃんは4月から小学校に入学。ひらがなで「おおぜき きりしま」と書けるようになったと明かした。モンゴル出身の大関も一緒に日本語を勉強中で「『お父さん、これ何?』と聞かれたら困る。そっちの仕事も大変」と苦笑いした。
初めて大関に昇進した23年名古屋場所は、休場もあり6勝にとどまった。「勝たないといけない、と気持ちが負けているところがあった。二度とそういう気持ちにならないように」と告白。2年ぶりに大関として臨む夏場所へ「みんな優勝を狙っている。僕もその中の1人」と見据えた。【飯岡大暉】

