関脇安青錦(22=安治川)が、横綱大の里(26=二所ノ関)を破り、8勝目で勝ち越しを決めた。大関復帰の目安となる10勝まで、残り6日間であと2勝に迫った。

両手で当たって出てくる大の里をよく見た。突かれて土俵際へ詰まったが、俵でかわすと、上手に振られた大の里はこらえ切れずに土俵を割った。「体が勝手に動いてくれました」。過去の対戦では全敗だった相手を退けた。

勝ち越しにも浮かれない。「これからが勝負だと思うので。明日からも集中して頑張っていきたいです」。

師匠とは取組前に「どうやっていこうか、いろいろ話した」といい、その準備が「今日の結果につながった」と受け止めた。

左足首から下は、前日よりさらにテーピングが増えていた。夏場所で足首を負傷し、8日目には親指も痛め、支度部屋では親指の爪が浮くような形となり、血も出ていた。

治療については「先生に東京から来てもらって治療してもらい、だいぶ良い感じです」と説明。土俵下で痛そうにしていたことを問われると、「けがの話はここまでにしましょうか」と線を引いた。

10勝まで残り2勝。「とくに意識せず、残り6番、名古屋の皆さんが喜んでもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。

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