西序二段81枚目の琴太豪(33=佐渡ケ嶽)が、昨年11月の九州場所以来4場所ぶりに復帰した。同73枚目の原(19=八角)と対戦し、寄り切りで破った。これで今場所は1勝5休となった。「緊張しました。気合を入れていきました」と振り返った。

ケガの詳細は明かさないが、休場中はケガの治療に努めていた。「結構時間がかかっていますが、良くなっています」。まだ相撲を取る稽古はできず、四股、すり足やぶつかり稽古にとどまっている。

3場所連続全休により、番付は幕下から序二段に下がってしまったが「ケガをするたびに発見があって、悪いことばかりではないんです」と言う。「今まで応援してくれる人がいて、心の中でそれは当たり前のことではないと思っていましたが、『頑張ってください』『応援しています』と言っていただけると、いろんな思いが込められていたんだと初めて分かった気がしました」。この日も観客はまばらな時間帯だったが、しこ名を呼ぶ声援がうれしかったという。

もともと、最高位が東幕下筆頭の実力者。「先の目標はまだ決めていませんが、最後の一番をしっかり取り切りたいです」と今場所の七番相撲を見据えていた。【佐々木一郎】

【大相撲名古屋場所全取組結果】はこちら>>