NGT48の北原里英(26)が21日、新潟市歴史博物館(みなとぴあ)で行われた「NGT48 お披露目2周年スペシャルLIVE~みなとまち新潟をもりあげちゃいます!~」でグループからの卒業を発表した。来春までグループで活動し、卒業後は女優の道へと進む。
ライブ後に囲み取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。
-卒業を決めた経緯は
北原 AKB48グループに入って10年目なので、いつかは卒業しなきゃいけないなと思っていて、その中でNGT48の成長が目まぐるしくて、頼りになるな、頼もしいなと思っていて、いなくなってもみんななら大丈夫なんじゃないかなと思いました。
-卒業はいつ頃から考えたのか
北原 本当に最初に意識したのは5年前のあっちゃん(前田敦子)の卒業の時で、私はずっと役者さんになるのが夢だったので、いつかはお芝居1本でいけるようになれたらいいなと思っていたけど、なかなか決断できなくて進んでいって、本当にここ最近になって卒業しようと思いました。
-NGT48としてどんな2年間だったか
北原 本当にあっという間で、すごく楽しくて、NGTとしての活動が本当に…(涙ぐむ)、楽しかったし、キャプテンとしてやりがいがあったので、本当はもっともっと歩んでいきたいなというのがあったし、これから見る景色を一緒に見ていきたいと思っていた。でも、先輩が卒業することで後輩が伸びていくというのも見てきたし、感じてきたので、後輩のためにも卒業しようという風な感じです。
-NGT48ではメンバー選考にも関わってきた。メンバーはどんな存在か
北原 イチからグループ作りに参加してきて、合格する前から会っていたので、思い入れが強くて、娘のような感じです。
-残りの期間でメンバーに何を伝える
北原 私はキャプテンとしては言葉も多くないし、グイグイ言うようなタイプでもないのですが、残り期間はもう少し言葉を増やしていきたいし、今まで通り行動で示せるキャプテンでありたいと思います。
-NGTでの2年間で新潟のことはどう思われたか
北原 地域密着型の活動をしてきたグループは初めてだったので、始まるときはどういう風に進んでいくのかと思ったけど、想像以上に地域の方々とのつながりが大きくて、昨日も長岡の握手会で地元のおじいちゃん、おばあちゃんとか、たくさんの方が来てくれて、地域に根付いてきているなと感じています。私1人の活動になったあとも新潟県と何とかして関わっていきたいなと思っています。
-今後のスケジュール、やりたいことは
北原 AKB48に入る前からの夢だった女優さんを目指して、ゼロからのスタートになるけど、お芝居を中心に活動していけたらいいなと思っています。自分の活動が少しでもNGT48のためになるように、キャプテンであったことに恥じないようにしていけたらなと思います。
-メンバーからはどんな言葉をかけられたか
北原 みんなには内緒にしていたので、思った以上にみんなが悲しんでくれたことが複雑なんですけど、うれしくて。今後のNGTのことを不安に思っていたり、「まだ早い」「まだ若いですよ」って言ってくれたんですけど、本当にみんなのことは頼りにしているので、私がいなくても大丈夫だとは思ってる。でも「まだいてほしい」と言われてうれしかったです
-柏木(由紀)さんは知ってるか
もちろん知ってます。珍しく事前にご飯に誘いまして、お茶をしに行くような軽い感じで誘って、実はって言ったら、結構驚いてて、私がいなくなって、ゆきりん大丈夫かなって勝手に思っていたんですけど、ゆきりんはすごく前向きにこれからのグループをどうしようって考えていたので、頼もしいなって思いましたね。
-なぜ今日発表したのか
北原 メンバーが全員いる日がいいなと思っていたけど、ゆきりんにも頼んだけどちょっと厳しくて。ファンのみなさんにも聞いてもらえる日がよくて、新潟で絶対やりたかったので、今日にさせていただきました。
-キャプテンの後任は
北原 考えてはいますけど、今のところは決まっていない。
-同期らには伝えていたのか
北原 結構、相談もしたし、今日発表することは仲のいい横山由依ちゃんや大家志津香ちゃんや、同期のメンバーには言ってます。(同期の指原莉乃からは)「早いね」って言われました。
-これまでさまざまなグループを経験してきた
北原 本当にここまでたくさんのチームを渡り歩いてきたメンバーは他にいないと思うので、誇りを持っているし、楽しかったな、無駄なことはなかったなと思っています。
-後輩にどう成長してほしいか
北原 どんどん昔を知っているメンバーがいなくなっているので、本当に新しいAKBが動きだして、国民的アイドルにまたなれるように生まれ変わってくれたらいいなと思います。
-2日前に会った高橋みなみには話したのか
北原 前々から相談していて、ちょうど2日前に(高橋がライブで新潟を訪れていて)会って、ついに言うことにしたんだって言いました。「いいと思う」って言って背中を押してくれました。このタイミングでご飯に行けたことは運命的に感じています。
-最後にファンに向けて
北原 突然の発表になってしまって、すみません。スタッフさんたちのお力も借りて、この場で言うことができたので、これから立派に歩いていこうと思います。AKBグループじゃなくなっても応援していただけたらなと思います。