HKT48が18日、東京ドームシティホールで「HKT48選抜メンバーコンサート~NEWYEARも、“しょうもないこと”本気でやろうぜ!ヨロシクどうぞ!~」を行った。

昨年4月に大黒柱の指原莉乃(27)が卒業。“HKT48第二章の新センター”として、村重杏奈(21)が紹介されると、ファンがどよめいた。「新センターの村重でぇ~す!!」と登場すると、「しぇからしか!」を「シゲらしか!」と自らを主役にして、メンバーを引き連れた。

この日はまさに「村重祭り」だった。板野友美のソロ曲「Dear J」を披露したかと思えば、中盤のユニット曲コーナーでは、DJ KOO、ROLANDらに次々と扮(ふん)して“出演”。全27曲中23曲に登場する獅子奮迅の活躍ぶり。「センターになって、スタッフさんの態度が全然違う!! どうなってるんだと」と笑わせつつ、終盤ではセンターのプレッシャーから涙も見せた。

「最初セットリストをもらった時、スタッフさんの頭がおかしいと思った。私のことが嫌いな人にとっては地獄なライブだと思って不安だった」と吐露。さらに、この日は指原も鑑賞に訪れており「指さんも観に来てくれて…。ずっと叱ってくれていたので」と感謝も口にした。

ただ、これはあくまで今回のライブの“演出”。“真のセンター”は田中美久(18)と発表し直されると、その場で豪快にずっこけていた。村重は「炎上すると舞台監督さんと言ってたんですけど、『死ぬ時は一緒』と言われて、かっこいいと思いました」とさらに笑わせた。