AKB48が7日、東京・秋葉原の専用劇場で、新公演「夢のポップスター」ゲネプロを行った。
同公演は「歌って踊る」というアイドルの基本をもう一度見つめ直し、歌唱力に重点を置いた新たな挑戦となる。全メンバーを対象に歌唱力審査を行い、選ばれた新井彩永(20)、久保姫菜乃(20)、倉野尾成美(25)、坂川陽香(19)、髙橋彩音(28)、山内瑞葵(24)、山口結愛(17)、山﨑空(22)の8人が初日の公演に出演。「憧れのポップスター」「必殺テレポート」など全16曲をパフォーマンスした。
歌唱力をテーマにした公演とあって、メンバーそれぞれがこだわりを持って挑んでいるという。グループ総監督でもある倉野尾は令和8年熊本地震で大きな被害を受けた熊本県の出身。「あなたがいてくれたから」など真っすぐに歌声を届ける楽曲も披露し、「曲を聴いてくださる方はそれぞれの人生があって、それぞれの思いや受け取り方があると思います。いろんな方の人生を思いながら歌えるのは幸せですし、それで心を動かせるなら一番うれしいことです」と語った。
4日に出演したTBS系「CDTVライブ!ライブ!」ではグループの名曲「365日の紙飛行機」をセンターで披露し、力を届けていた。「熊本は今すごく大変な状況にありますが、歌番組でも歌い出しを任せていただき、その姿を見て励みになったよ、とコメントをいただきました。自分の歌が誰かの心に届くなら幸せなことです。AKB48の歌詞をしっかりと伝えられるように、この公演を通して頑張っていきたいです」と飾らない思いを明かした。
長崎県出身の山口も倉野尾と同じく「365日の紙飛行機」を歌唱しており、「まだまだ怖い気持ちの方、暗い気持ちの方もいらっしゃると思います。その方たちへ向けて、少しでも勇気や元気を与えられたら。歌で人の心を元気にできるように、これからも楽しく歌っていけたらいいなと思います」と丁寧に話した。【寺本吏輝】

