江口洋介(47)主演映画「天空の蜂」(堤幸彦監督)の初日舞台あいさつが12日、都内で行われ、江口と仲間由紀恵(35)が関東地方から東北にかけての記録的豪雨で、大規模な水害に見舞われた被災者に見舞いの言葉を口にした。

 冒頭で仲間が切り出した。「大雨で大変多くの方が被害に遭われ、お亡くなりになられた方もいらっしゃいます。お悔やみを申し上げますとともに、まだ安否確認をされていないすべての方に、連絡が早くつき、1日も早く復旧が行われますようお祈り申し上げます」。関係者によると、予定にはない仲間の意思で発したメッセージだった。時折、声を詰まらせながら、思いのこもった見舞いの言葉をかける仲間に、劇場内から拍手が起こった。

 同作は、原子力発電所を標的にしたテロ事件を題材にしている。場合によって、大きな被害が待っていることは天災も同じで、江口も続いた。「(決壊した)鬼怒川の被災でも、人は小さいんだなと思った。今回の映画でも救出の場面がありますけど、助けるたくましさというのも、同時に見てしまった」。

 公開初日という晴れの舞台にも、登壇者全員が衣装を落ち着いた色でそろえ、被災者に配慮していた。本木雅弘(49)綾野剛(33)国村隼(59)佐藤二朗(46)松島花(26)永瀬匠(22)堤監督も登壇した。