歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が、舞台で演じた役から“抜ける”までの自身の姿を明かした。

 俳優は演じる役に入り込むあまり、撮影や公演が終わった後も本来の自分に戻るまでに時間がかかるケースがあるという。海老蔵は6日、そんな状態にある自身の姿をブログで明かした。

 同日より京都劇場で「市川海老蔵特別公演 源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで~」がスタートし、その初日を無事に終えたことを報告した海老蔵だったが、その後、劇場を出てから1人、夜の街へと繰り出したことを明かすとともに、サングラス姿で険しい表情をした写真を公開。「『海老蔵やー』と沢山言われてますが 今日は誰とも話したくない笑」と、周囲の人々を拒絶した。

 1人で食事をした後、今度はプールに行き水泳。そしてようやく「今の自分にもどってきたー」とのタイトルでブログを更新し、「初日は戻るのに時間がかかるんですよね 泳いで大分流れたみたいです笑 漸(ようや)く自分に」戻ることができたことを報告した。

 すっかり笑顔の戻った海老蔵だが、“戻る”前の写真を再度公開し、「さっきまでは、これだもん…こういう時声かけられると怖い人だ…という印象なるよね笑」と、その表情と目つきの違いを示し、「ぬけてよかったっす! 自分でも怖いしさ」とつづった。