9月に退団する宝塚歌劇団月組トップスター、龍真咲(りゅう・まさき)が8日、シアター・ドラマシティ(大阪市北区)で、自身2回目のコンサート「Voice」の初日を迎えた。

 コンサートは2幕構成。2幕はバラエティー色豊かに、「ベルサイユのばら」のオスカルから、「ミー&マイガール」のビル、「風と共に去りぬ」のスカーレットなど、過去に演じた役柄を次々に早替わりした。

 「ベルばら」のオスカルといえば、白馬に乗ったエンディングが見どころだが、今公演では、子供用玩具サイズの“ミニ白馬”を押しながら熱唱。大阪出身の龍らしく、お笑いの要素も随所に取り入れたステージとなった。

 龍は「みなさまと一緒にひとつの『Voice』を作りたい」と言い、客席と一体となった振り付けで歌う場面もあった。

 1幕は「声のロボット」の世界に人間が紛れ込む設定。「ロミオとジュリエット」「PUCK」「1789-バスティーユの恋人たち」など、これまでの主演公演からのナンバーを披露している。

 今コンサートは同所で20日まで。

 龍は6月10日に、兵庫・宝塚大劇場で開幕する「NOBUNAGA<信長>/Forever LOVE!!」を最後の公演と発表しており、同公演の東京公演千秋楽となる9月4日付で退団する。