日本舞踊と洋楽などを融合させた斬新なパフォーマンスが注目を浴びるスーパー日舞の花園直道(27)が15日、大阪市の大阪心斎橋劇場で「スーパー日舞 花園直道ツアー in 心斎橋」を開催した。大阪での単独公演は初めて。

 ステージでは歌、踊り、津軽三味線を取り入れ、約200人の観客を魅了した。正統派の日本舞踊をベースにマイケル・ジャクソンの「デンジャラス」の曲に合わせて激しく踊ると、浪速のファンは静かに見守った。約9割の観客が“花園ワールド”の初体験。それでもステージが進むにつれ、手拍子がわき起こり、身長181センチの長身を生かしたキレのあるダイナミックな動きは観客をとりこにした。客席からは「直さま!」「直ちゃん!」の声援が飛んだ。

 東京出身の花園は「単独での大阪公演が念願でした。みなさんのおかげです」とあいさつ。スペシャルゲストの元宝塚星組男役の女優未央一(みお・はじめ)とは歌とダンスのコラボも見せた。

 今回の公演では衣装替えは10回以上行い、あでやかな衣装でも観客を引きつけた。応援に駆けつけたタレント大村崑(84)は「宝塚でもない、歌舞伎でもない。もしいま男性の宝塚歌劇団があったら必ずトップになれる逸材です」とあいさつ。5年前に知り合ってから日本舞踊会の革命児として大きな期待を寄せている。

 幼少から坂東流の日本舞踊を習い、17歳で名取、坂東蔦之龍を襲名。14歳から津軽三味線を習い、日本国内だけではなく米国、フランス、韓国など海外でも精力的に公演を行っている。ロックやヒップホップ、ラテンミュージック、三味線など古今東西の音楽に合わせた斬新な踊りは「見たことのない新感覚」と評価は高い。

 16日も同劇場で昼、夜の2公演が開催される。花園は「みなさんがもっと楽しめる舞台を目指したい」。当日券あり。問い合わせは花園直道公演係電話06・6649・1423。