第31回メンズノンノモデル公開オーディションが10日、都内で開催された「メンズノンノフェス2016」内で行われ、中川大輔(18)鈴木仁(17)若林拓也(19)の3人が選ばれた。

 阿部寛(52)谷原章介(44)東出昌大(28)などを輩出しており、俳優の登竜門とも言えるオーディション。グランプリを獲得した中川は、現在、武蔵野美術大学1年生で「(メンズノンノ先輩モデルの)高橋義明さんのような、クリエーティブモデルになりたい」と話した。出身は東京都だが、家族で沖縄・糸満に移住し高校3年間を過ごしたという経歴の持ち主。「畑をやるために家族で引っ越しました。日曜日とか、寝ていると起こされて、一緒ににんじんを抜いたりしていました」と、沖縄での生活を明かした。

 準グランプリの鈴木は現役高校生でサッカー部に所属しており、昨年書類落ちした悔しさをバネにリベンジを果たした。「ラボ シリーズ賞」を獲得した若林は現役青山学院大生で、幼少期を米カリフォルニアで、10代前半を英・ロンドンで過ごした国際派。個性豊かな新モデルの面々に、俳優としても活躍中の先輩モデル坂口健太郎(25)は「3人ともかっこよくて、(この日のステージで着用していた)服が似合っていた。早く誌面で一緒に仕事がしたい。僕らも頑張らなきゃと、奮起させられます」と話した。

 また、坂口は以前から「自宅に冷蔵庫を置いていない」とテレビ番組などで話していたが、この日、モデル仲間の柳俊太郎(25)が「この前(坂口の)家に行ったら、冷蔵庫が買ってあったんです」と明かした。理由を問われた坂口は「熱を出したとき、冷えピタが冷えていなかったから…。(今は)空っぽです」と笑いを誘った。