この日発売の「女性自身」で交際1年目の破局危機が伝えられた満島ひかり(31)永山絢斗(28)が27日、都内でそろって舞台あいさつした。

 2人が共演した映画「海辺の生と死」(越川道夫監督、7月29日公開)の完成披露試写会で、約50人の取材陣が詰めかけた。

 2人はこの作品の撮影をきっかけに交際を始め、昨年5月、満島のマンションに永山が泊まったところを写真誌にキャッチされた。一方で「女性自身」は、すれ違いから関係がぎくしゃくするようになり、破局危機を迎えていると伝えた。

 舞台上の2人は危機説を否定するように終始笑顔。満島は「満島家のルーツは(ロケが行われた)奄美なので、住んでいた13歳の頃に帰ったような不思議な感じでした」と振り返った。

 島尾敏雄氏の原作を手に現地入りした永山は「海岸で本を読みながら原作の世界を想像しました」。出演者の間では釣りがブームになったそうで、満島は「25匹釣った日がありました」と語り、永山が「男たちはまったくかなわなかった」と続けて、撮影現場の和気あいあいとした雰囲気を想像させた。