ピアノとビオラの姉妹デュオ、MARIERIKAが1日、東京・恵比寿アート・カフェ・フレンズでライブ「SKY EYE LIVE♪ vol.5」を行った。

 全日空の機内上映番組「SKY EYE~空からのメッセージ~」のテーマ曲「雅~mi ya bi~」を手がけて注目を集め、この日のライブ楽曲も「空」をテーマにした作品を選んだ。

 姉のERIKAはピアノを担当し、妹のMARIEがビオラを弾く。06年に結成し、当初は神奈川・茅ケ崎市を中心に活動を行ってきた。そごう横浜店の30周年記念で制作した開閉店時に流す曲を担当するなど、これまでに4枚のオリジナルアルバムを発売。熊本城でライブを行ったことをきっかけに、現在は「熊本地震復興支援チャリティーコンサート」も定期的に実施している。

 MARIEは「人の声に近い音色のビオラと、キラキラと輝くピアノの音色を生かしています」と、ボーカルのないデュオの魅力をアピールしている。洋楽器で「和」のテイストを取り入れたサウンドを独自の感性で奏でたという新曲「利休」も作った。ERIKAは「和ジャズだと思っています。将来、お茶のCMに使ってもらえたらうれしいですね」と話した。