女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の20日放送第17話の平均視聴率が19・3%、21日放送第18話が19・0%(ともに関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、夜な夜なてん(葵わかな)のもとに通う藤吉(松坂桃李)を見つけた儀兵衛(遠藤憲一)は、藤吉を問いただす。藤吉は家を継いで、てんと一緒になりたいと儀兵衛に頭を下げる。儀兵衛は猛反対するが、てんも藤吉との結婚を懇願。儀兵衛は勘当を言い放つが、てんは、家を出て大阪へと戻る藤吉の後を追う。しかし、大阪・船場の実家には藤吉の許嫁が待っていて…、という内容だった。