ベッキーの14年ぶりの舞台「三途会~私の人生は罪ですか?~」を観劇した。

 鈴木おさむ氏によるオリジナル作品で、主演は今田耕司。「さんずの川を渡る直前」の世界を舞台に、5人の人間が、もといた世界に戻る1人を決める会議を行う。

 ところが、誰も戻りたがらない。それぞれ事情はあれど、現世にけじめをつけるべく、死を望んだ人間たちだったのだ。

 ベッキーが演じたのは、不倫をしてしまった女性。結局は彼女がもといた世界に戻ることになるのだが、クライマックスで彼女のせりふが突き刺さった。

 

「私、生きる! 例え生き恥でも、生きる!」

 

 この設定にこのせりふ。決意が込められた舞台だった。彼女にとって、この役に挑むことは、勇気のいることだっただろう。

 それでも全力でぶつかり、やりきった。心の底から叫ぶように、絞り出すように放ったこのせりふには、胸を打たれた。