韓国の男性アイドルグループApeaceが23日、都内で、成人の日イベントを行った。昼公演では、主役のチェ・シヒョクとJ.D(ともに20)がトークを交えながら、ソロやデュエットで計5曲を披露。祝福に駆けつけたメンバーとは「KIZUNA」など計4曲を歌い上げた。

 グループとしては、最後の”成人の日イベント”となった。J.Dは、メンバー最年少で昨年8月に大人の仲間入りを果たした。ソロでは自ら作詞作曲した「愛してる」や新たなジャンルとなる演歌「炎」を選び、豊かな声量を響かせた。「グループの役に立てるいい曲をいっぱい作りたい」という目標を見据えた曲選びで、ファンを盛り上げた。来月18日に21歳を迎えるシヒョクは、新たな気持ちでイベントに臨んだ。普段はラップ担当だが、この日はボーカルとしても奮闘し、ファンを楽しませた。二十歳の時間はあっという間だったと振り返るが「責任感や未来を考えるようになった」と成長も感じている様子だ。

 最年長のチ・ヒョンソン(26)は「失敗しても挽回できる年齢。いっぱい失敗していろいろな経験を積んでほしい」とエールを送っていた。