深田恭子(35)と松山ケンイチ(32)が妊活に励む夫婦を演じる、フジテレビ系木曜ドラマ「隣の家族は青く見える」22日に放送された第10話最終回の平均視聴率は7・9%(関東地区)だった。23日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 初回は7・0%、第2話は6・2%、第3話は5・9%、第4話は6・0%、第5話は4・6%、第6話は5・7%、第7話は5・7%、第8話は6・5%、第9話は6・9%(いずれも関東地区)だった。

  最終回では、松山が演じた夫の五十嵐大器が、不妊治療の末、授かった赤ちゃんを流産した妻の奈々(深田恭子)に「子どものいない人生のこと、2人で考えてみない?」と呼び掛けたことに、インターネット上で支持する声も多かった。

 ツイッター上では「何ていい夫婦なんだろう」「夫の理解がないとこうは運ばない」「本当にいいだんなさん」という声が相次いだ。また奈々の「一生、一緒にいたいって思えるパートナーと出会えたことが、そもそも奇跡」という言葉の拡散も続き「深田さんが良かった」「かわいい」という声も多かった。

 妊活を真正面から取り上げたことで「勉強になった」との声も多かった。五十嵐家と集合住宅「コーポラティブハウス」で生活をともにする広瀬渉(真島秀和)と青木朔(北村匠海)の同性愛カップルなど、現代社会における課題を投影した家族で、それぞれが良き形を見つけたエンディングへの反響も複数、あった。