4月から20年目に入るフジテレビ系ワイドショー「とくダネ!」(月~金曜午前8時)の新司会陣、小倉智昭キャスター(70)伊藤利尋アナウンサー(45)山崎夕貴アナウンサー(30)が22日、東京・台場の同局で取材に応じた。

 番組開始から出演する小倉キャスターは「ようやく20年目に入ります。ありがたいことにずーっとやらせてもらっている。そろそろ(降板など)いろいろな声が聞こえてくるかなと思っていたら、意外にも伊藤(利尋)君と山崎(夕貴)と一緒にやることになった。2人ともに、仕事ではなく個人的に大変興味がある。ありがたくやらせてもらう。おそらく暴走老人を止められるのは、この2人しかいないということでしょう(笑い)。今まで以上に突っ走ります」と話した。

 ここ3年間は夕方のニュースのキャスターを務めていた伊藤アナは「『とくダネ!』という話を聞いた時に『小倉さんは、どうおっしゃってるのか』と思った。『喜んでるよ』と聞いたので、お受けした。現場で一緒にやってきたプロデューサーやディレクターが『一緒にやりたい』と声をかけてくれたので、意気に感じています。小倉さんの下で、むしろ僕が暴れたいと思っています」と話した。

 「とくダネ!」の後の時間の「ノンストップ」からの移動となる山崎アナは「びっくりしました。今まで芸能ニュースとかを扱った経験はあるんですが、ニュース性の強い番組なので大丈夫なのかなと思った。伊藤さんはバラエティーの先輩なので、安心してついていきたい」と話した。

 小倉キャスターは「伊藤君には20年前から、廊下で会う度に『早くフリーになった方がいいよ』と声をかけてきた。能力が高いし、タレント性も抜群」。伊藤アナは「あのアドバイスを聞いときゃよかった」と笑った。

 小倉キャスターは山崎アナに「黙っていてもキラキラキラキラしているし、人の話を聞くのがうまい。だけど『とくダネ!』の話を聞いて体調を悪くしたらしい」。山崎アナが「下してしまいました」と下痢になったことを明かすと、小倉キャスターは「女子アナのイメージが!」と突っこんだ。

 この日、山崎アナと交際中のピン芸人、おばたのお兄さん(29)が「恋愛禁止」のアイドルユニット「吉本坂46」の1次試験に合格したことが発表された。おばたは「隠れてつき合います」とコメントしたが、山崎は「心の底から応援していますが、最終まで受からないと思います」と冷静に話した。