昨年秋の真打ち昇進で祖父、叔父の名跡を襲名した5代目桂三木助(34)の6月の襲名披露興行(6月15日夜、東京・有楽町朝日ホール)に、笑福亭鶴瓶(66)立川志の輔(64)が出演することが2日、分かった。師匠の金原亭馬生(70)立川生志(54)も出演する。

 三木助は昨年秋に真打ちに昇進し、所属する落語協会による披露興行を終えている。今回は個人的に行う襲名披露興行だが、鶴瓶、志の輔という東西の人気者が顔を並べるのは珍しい。三木助も「ありがたいことです。お忙しいおふたりが祝福してくれるということで、その分、僕も頑張りたいと思います」。

 三木助は前座時代に生前の立川談志に稽古を付けてもらい、二つ目で初めて独演会を行った時にも談志がゲスト出演した。三木助は「志の輔師匠は談志師匠から『こいつのことは頼む』と言われていたそうで、何度か稽古も付けてもらいました」。11年に亡くなった談志の遺志を継いだ形で、今回の出演が決まった。鶴瓶にもかわいがられ、「襲名した時に、鶴瓶師匠のラジオ番組にゲストで出させてもらいました」。今回の出演も快諾したという。

 師匠馬生と三木助は落語協会、鶴瓶は上方落語協会、志の輔、生志は立川流と所属する協会の垣根を越えた披露興行となり、三木助も「スタートラインに立ったばかり。少しずつ一人前の落語家になれるように精進していきたい。それが出ていただいた師匠たちへの恩返しにもなると思う」と話した。