TOKIO山口達也(46)が26日、都内で会見を開き、今年2月に都内の自宅マンションで飲酒し、女子高生に無理やりキスをするなどしたとして、警視庁が強制わいせつ容疑で書類送検された件を謝罪した。

 山口は「依存的なものはないと自分では思っている。控えなければいけないとは思っています。お酒を飲む人だったら分かるかも知れませんが寝てしまったり…」とアルコール依存症ではないと強調した。一方で「(健康診断で)肝臓の数値が高い」「仕事が忙しかったので病院で休んでいいよ、という会社の判断で病院から通っていた」とも語った。

 一方で、キスした女子高生との関係については「以前、何度もと言っても数えることは不可能ですが、何度も会っています。こういう仕事をしているので、意識しなければいけないんですが、気がゆるんだ。私1人だけの仕事じゃないのに…」と説明し、反省した。そして「保護しなければいけない大人が呼び出して、被害に遭わせてしまった。簡単に心の傷では済まされない。『うちに来れば?』と言って断れなかったのもあると思うし、未成年の女性からしたら大人の男性は怖かったのかな…もしかしたら一生、忘れられない出来事だったのかなと考えると、本当に申し訳ないなと思います」と涙を流して被害者女性に謝罪した。

 事件の状況についても語った。

 「まず、事件の当日が2月12日。私のところに警察から連絡がきたのが3月末。取り調べが始まって、やはり内容が内容なだけに、こういうことがありましたと…怖かったし、事務所の誰に相談していいか分からず…4月の頭にすぐ相談した。メンバーにも誰にも伝えていない。警察の人と話して、まず会社と自分と被害者で話が出来ればという動きだった。12日にそういうことがあって、それも知らずに普通に仕事をしていたことが、すごく情けなくて、その間、彼女は本当につらい思いを1カ月間して、したくない話を警察に聞かれ、思い出し苦しむ日々を送っていたと思うと…言葉にならないです。本当に申し訳ない」。

 自分が知らないうちに捜査が進む中、捜査された被害女性の心中をおもんぱかり涙を流しながら反省した。