フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」(火曜午後9時)の8日第5回の平均視聴率が6・7%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べでわかった。第1回は9・7%、2回は8・4%、3回は8・3%、4回は7・9%だった。

 俳優坂口健太郎(26)が連続ドラマ初主演。ドラマは、16年に韓国で放送された同名ドラマのリメーク。現代を生きる刑事(坂口)が、過去を生きる刑事と、謎の無線機で交信し、未解決事件を解決する物語。韓国男性7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」が日本のドラマ主題歌を初めて手掛けることでも話題になっている。

 8日のあらすじは、健人(坂口健太郎)は現在の大山(北村一輝)を捜し出そうとかつて同僚だった岩田(甲本雅裕)に話を聞く。すると、大山は18年前に失踪し、その後、収賄で懲戒免職になったことが分かる。にわかには信じられず健人は、当時、大山に金を渡した男性を訪ねる。

 そのころ、1998年の大山は、高級住宅地で起きた連続窃盗事件を追っていた。警察は窃盗の前歴者による犯行も視野に入れ、犯人の特定を急ぐ。前歴者リストには、かつて大山が逮捕した元窃盗犯の工藤(平田満)の名前もあった。工藤は娘のために、今は真面目に働いていた。