おっさん同士の純愛を描き、話題のテレビ朝日系「おっさんずラブ」(土曜午後11時15分)第6話が26日、放送された。

 田中圭(33)演じる春田創一は、第5話のラストで、天空不動産東京第二営業所の同僚を前に、林遣都(27)演じる後輩の牧凌太の手を握り「俺たち付き合っています! 俺と牧は、付き合っています」と交際を宣言。6話の序盤では、春田が第4話でふった吉田鋼太郎(59)演じる黒澤武蔵部長が、男であることがふられた理由ではないと知り、春田に猛チャージをかける。その中、春田は牧の実家を訪問し、家族と食事までする。

 ところが、春田が6話の最後で、内田理央(26)演じる幼なじみの荒井ちずに「春田のことが好きなんだってば」と告白され、抱き締め合う。その場面を牧が見てしまったことをきっかけに事態は急変。春田は帰宅後、ルームシェアしていた牧から「春田さんと一緒にいても苦しいことばかり…別れましょう。俺、春田さんのこと、好きじゃないです」と言われる。春田は「わけ、分かんねーよ」と泣くが、牧に出て行かれてしまい、その1年後、春田と武蔵が同居しているシーンで終わる。

 次回6月2日の最終回を前に、ツイッター上では「号泣しながら見てしまった」、「今年、最高に泣けた」という声のほか「1クールで描ききれるとは思わない。第2弾を希望」、「映画化を期待したい」など、さらなる“おっさんずラブワールド”の拡大を期待する声が相次いだ。ツイッターのトレンドワードも、全国でトップに立つなど、深夜ドラマながら「おっさんずラブ」の勢いは最終回を前に、4月期ドラマでも出色の反応を見せている。