女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)5月31日放送第52話の平均視聴率が20・2%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、律(佐藤健)の部屋に伊藤清(古畑星夏)が入る。今後も会う約束をする。

 一方、鈴愛(永野芽郁)は裕子(清野菜名)に恋の宣言をする。気になる存在となっている正人(中村倫也)に電話しようとする。ところが、岐阜の晴(松雪泰子)から電話がかかってくる。鈴愛の住んでいるところを知りたいと、近く、上京するという連絡だった。

 話が終わり、今度こそ正人に電話しようとすると、今度は律から電話がかかってくる。高校時代の初恋の相手、伊藤清と再会したことを告げられる。律は「運命的なものを感じる」と明かす。勇気づけられた鈴愛は、ついに正人に電話する。そして約束し、2人で花火をする。正人は鈴愛を「金魚みたい」と表現する。鈴愛はそこで、「(私を)すくって下さい」と告白。2人は顔を寄せ合い…。