嵐の松本潤(34)が20日、広島、愛媛両県庁を訪れ、西日本豪雨の復興支援のため義援金(各5000万円)の目録を贈呈した。東日本大震災をきっかけに11年から嵐が始め、今月1日に8回目を終えた毎年夏のイベント「嵐のワクワク学校」の収益の一部。広島市安芸区、矢野南小の避難所を訪問した松本は握手や撮影に応じ「まだまだ暑いですが乗り切ってください」と、被災者を励ました。

 広島県庁で湯崎英彦知事が「とても不安な状況。嵐の皆さんの気持ちをいただけるのは勇気づけられる」と謝意を述べると、松本は「一刻も早く平時の生活に戻れるよう、少しでも自分たちができることをやっていきたい」と継続支援を約束。また、愛媛県庁で中村時広知事と面談した後、松本は「岡山県にも後日、嵐のメンバーが伺うように調整している」と話した。

 ワクワク学校の収益の一部について嵐は、これまでも東日本大震災や熊本地震などの復興支援義援金として被災地に贈呈してきており、今回を含め8年間で計約20億円に達した。嵐は今後、岡山県でも義援金5000万円を贈呈する予定。