今年5月に英ヘンリー王子と結婚した元米女優メーガン・マークルさんの父、トーマス・マークル氏(74)が、過去のコカイン使用などについて告白した。

マークル氏は米ナショナル・エンクワイアラー誌に、「70年代から80年代にかけて、私が働いていた業界ではコカイン使用が盛んだった。時々、コカインを吸っていたよ」と明かした。しかし、買春については、「当時、プレイボーイクラブによく行っていたが、売春婦を買ったことはない」と否定した。

マークル氏がメディアで私生活について明かし、メーガン妃に恥辱を与えるのは今回が初めてではない。5月にロンドンで行われた挙式前に、パパラッチと組んでヤラセ写真を撮らせたことが発覚。

ヘンリー王子が直接、同氏にそのことで問いただすために電話してきた際、激怒のあまり、途中で電話を切ったことも自ら明かしている。その後、メーガン妃の電話番号は変わり、同氏は連絡がまったく取れない状態という。

マークル氏はメーガン妃の結婚以来、英国王室を公に批判し続け、注目を集めている。英紙のインタビューで、「王室はまるで、カルト宗教みたいだ。閉鎖的で、都合の悪いことは聞こえないふりをする」「娘の笑顔は偽物。彼女は多くのストレスにさらされている。王室の一員と結婚することは、大きな代償を払う必要がある」などと語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)