水谷豊(66)主演のテレビ朝日系人気ドラマシリーズ「相棒 season17」(水曜午後9時)の17日初回の平均視聴率(関東地区)が17・1%だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。前シーズンの初回視聴率は15・9%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、“相棒”と事件解決に挑む看板シリーズ。4代目相棒、冠城亘を演じる反町隆史とのコンビは4年目に突入。今シーズンから特命係に浅利陽介演じる青木年男を加え、異例の3人体制でスタートした。

「共演者と自然に作品の世界に入っていくお芝居が理想的」と語る水谷は、反町との共演について「4年目にしてソリとはだんだんそうなってきた」と深まりを実感する。初代相棒を演じた寺脇康文以来、相棒役としては初の4年目に突入。反町は「『season17』を迎えることは亘にとっても挑戦ですし、僕自身としても大きなチャレンジ」と気持ちを新たにしている。

初回は拡大スペシャルで放送された。ゲストはとよた真帆、利重剛、谷村美月、芦名星、柄本明。大学教授の三上富貴江(とよた)は、夫の鋼太郎(利重)から「おやじを殺した」と連絡を受ける。急いで帰宅するが、失脚を恐れた富貴江は遺体を隠し、義父の後妻である祥(谷村)と結託して行方不明者届を提出させる。

3カ月後、週刊誌記者の風間楓子(芦名)が祥の浪費ぶりを報じたことから事態は急変。特命係の杉下右京と冠城亘が捜査を始めるのだった。