女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の5日に放送された第57回の平均視聴率が20・7%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつは女性アニメーターの麻子(貫地谷しほり)から、派手な服装に文句をつけられ、「結婚相手でも探しに来ている? そんなおしゃればかりに気を使って。男探しに来ているだけなら目障りだから、うろちょろしないでちょうだい」と突き放される。

そんな中、なつは麻子が会社で問題にしていたアニメのシーンを巡って「人はどうして泣くんだろう…」と仕事と向き合う。さらに、自分で動画の下書きを描いてみる。麻子は会社でたまたまなつの描いた動画を見て、目の色が変わる。